ここ大津のアートギャッベ展会場は今日も
日差しの届く穏やかな冬の一日となりました🎈
時間の経過と共に色々なギャッベに順番に陽光が当たり
それぞれの色糸を美しく見せます。
アートギャッベで使われる糸は自然の中にある草木を用いて染められます。
化学染料のような均一な染まり方ではなく、自然なむらがあり
またその色の出方も本当に美しい🌼
一部でありますが代表的な染料をご紹介いたしましょう。
赤・・・六葉茜の根っことどんぐり。茜で自然な赤みを出してどんぐりでベージュを混ぜます。
そうすると深い赤から淡い黄色み掛かった色までが出ます。
黄・・・黄色から茶色までは茜の根、ジャシール、ザクロ、クルミの皮を
調合して色を出します。配合次第で鮮やかな色から落ち着いた色まで。
緑・・・ジャーシール、クルミの皮、インディゴで緑の濃淡を作り出します。
ジャシールは多年草の植物で黄色を出すんです。そこに茶色と青をまぜて
綺麗な色味を作ります。
古くからの伝統的な色味やここ最近生み出された色など
アートギャッベの美しさは誰もを引き付ける色味からも
あふれていますね！！
